糖質制限で炎症を抑える効果も

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皆さんは炎症といえば何を思い浮かべるでしょうか?

捻挫や打撲をした後の赤く腫れ上がり熱を持った状態や、トレーニングをされている方なんかは筋肉痛も筋肉の炎症だと思うかもしれません。

確かにそれらも炎症の一部ですが、実は私たちが考えている以上に炎症というものは私たちの身体の中に起こっています。

内臓や血管、さらには脳なども炎症に晒されることがあります。

そして炎症が原因で糖尿病や心筋梗塞、さらにはアルツハイマー等の慢性的な生活習慣病が発症すると考えられています。

そこで私はその炎症を予防するために糖質制限を行っています。

「え?糖質制限ってダイエットにはなりそうだけど健康の為になったり炎症を予防する効果なんてあるの?」と思った方もたくさんいると思います。

ここで今回はなぜ糖質制限が炎症を予防することができるかについて説明していきます。

まず糖質を摂ることによって体内の血糖値が上がり、その血糖値を下げるために膵臓からインスリンというホルモンが作られることは多くの人が知っていることだと思います。

しかし、本来なら身体の血糖値を安定するためのインスリンこそが炎症の原因になっているのはご存じだったでしょうか?

現在の糖質過多の食事では通常よりも大量のインスリンが体内で生成されてしまいます。

そしてインスリンが増えすぎると今度は身体の中で活性酸素という物質が大量に作られます。

活性酸素も少しの量ならば身体を有害な物質から守ってくれるために、身体にとって必要不可欠なものなのです。

しかし多すぎる活性酸素は身体の血管や色々な器官を傷つけ身体の中に炎症を発生させます。

糖尿病では多くの合併症の発生する可能性が高まってしまいますが、インスリン→活性酸素→炎症という流れで合併症が起こるのではないかと考えられています。

以上のことが糖質と炎症の関係と、糖質制限が様々な慢性疾患の予防になる根拠とされているものです。

誤解のないように言っておくと、決して糖質やインスリンが悪者であるということではありません。

問題は糖質過多によってバランスが崩れているということです。

人類の歴史を辿ると元々人間は農業で小麦などの栽培が発達する前は狩猟採集が主な食糧源でした。

肉や植物、果物などを主食としてグルコースとケトン体の二つのエネルギー回路を有効に使えていました。

しかし糖質過多の食事になってしまうとケトン体をエネルギーとして使えなくなってしまい、その結果として炎症や慢性的なエネルギー不足に悩まされることになってしまいます。

ですので皆さんも自身の身体の健康管理とダイエットの為に糖質制限を行ってみてはいかがでしょうか?